TAMA『ギタースタンド839』は、数あるギタースタンドの中でも抜群の安定性を誇るギタースタンドです。
TAMAはもともとドラム機器のトップブランドですが、これまでの知識と技術を集約して作られたギタースタンドは倒れにくく丈夫で、プロアマ問わず多くのギタリストから支持されています。
この記事ではそんなTAMAギタースタンド839の仕様や、安定性の秘密、気になるポイントを解説します。
ぜひ参考にしてくださいね。
こんな方におすすめ
- TAMA『ギタースタンド839』の仕様は?
- TAMA『ギタースタンド839』はなぜ安定感があるの?
- ギタースタンドって本当に必要?
では早速、いってみましょう!
INDEX
TAMAギタースタンド839の仕様

TAMAギタースタンド839の正面と裏側
TAMAギタースタンド839は、ギタースタンドの中でもっともオーソドックスな立てかけタイプです。

TAMAギタースタンド839の上段パイプを下げて、高さを低くした状態
上段パイプを下げて高さを低くした状態はこのようになります。
TAMAギタースタンド839のスペックは以下の通りです。
TAMAギタースタンド839の仕様 | |
上段ホルダー高さ調整幅 | 530mm~770mm |
重量 | 2.5kg |
ポイント
ギタースタンドとしては高級品ですが、脚を広げて置くだけと使い方が簡単なこと、少々の揺れにも動じない安定性の高さから初心者さんの「最初の一台」としても適しています。
TAMAギタースタンド839のSNSの反応(口コミ)
TAMAギタースタンド839のSNSの反応(口コミ)を見てみましょう。
買って良かったギタースタンド❕
しっかりしていて、うっかりギター転倒もこれで免れるかなぁ~❔
廉価版と全然違う‼️
唯一、黒があれば文句無し❗(笑)#ギタースタンド#TAMA #タマ #839#ARIA #アリア #ギタースタンド用ブラ#MORRIS #モーリス #CLEANING CLOTH#YAMAHA #LS36 ARE#ラッカー塗装 pic.twitter.com/XCcEMbw6A5— つねちゃん (@tsunetsunechyan) February 16, 2018
ギタースタンドのTAMA839。見た目が高級スタンドのようでとてもお気に入りなのです・・・が下部ホルダーがグラグラになりやすい😂でも安心です、839はパーツ単体で購入ができます‼️TAMAさん大好き😄#TAMA#ギタースタンド pic.twitter.com/TutbILsSMl
— 町田ACT (@ACTMachida) June 6, 2019
お気に入りのギターの転倒を最小限にしてくれる『安心感』が評判につながっています。
TAMAギタースタンド839の安定性と剛性実現させた3つのポイント

TAMAギタースタンド839の安定性と剛性を実現している三脚部
抜群の安定性と剛性を誇るTAMAギタースタンド839。
ここでは、安定性と剛性を実現させた3つのポイントをご紹介します。
安定性と剛性を実現させた3つのポイント
- 頑丈な三脚部
- 重さ2.5キロでグラつきゼロ
- あらゆるギターに対応可能
頑丈な三脚部

三脚部の正面のようす
TAMAギタースタンド839は、頑丈構造のスタンドは太めのパイプが使用され、多少の衝撃にはビクともしません。

三脚部の裏側のようす
TAMAギタースタンド839のパイプの先にはしっかりとしたゴムが装着されていますので、床面に対するグリップ力も良好です。

三脚部の根元のようす
TAMAギタースタンド839にはマイクスタンドと同じ構造を三脚部に採用しています。

三脚部を折りたたんだ状態
ポイント
一般的なマイクスタンドと同様に三脚部分は折りたためるため、持ち運びやすく収納の邪魔にならないところも魅力です。
重さ2.5キロでグラつきゼロ

重さ2.5Kgを支える三脚部
TAMAギタースタンド839の重量は2.5㎏。
ギタースタンドにおいて、『重量』はとても大切なポイントです。
軽すぎるギタースタンドは安定感に欠け、少し揺らすだけでグラグラと動いてしまいます。
ポイント
さらにギタースタンド本体の重さに加え重心が床に近いためグラつきや転倒防止を実現しています。
あらゆるギターに対応可能

あらゆるギターに対応可能な「下部アーム」のようす
このように下部アームを上げ下げできる構造です。

あらゆるギターに対応可能な「上部アーム」のようす
TAMAギタースタンド839は、ボトムを支える下部アームとネックを支える上部アームをそれぞれ微調整できます。
そのため、ギターの形状や大きさにスタンドを合わせることができ、フライングVやエクスプローラーなどの変形ギターにも使用できます。

下段アームの調整のようす
注意ポイント
下段アームの調整 (上げ下げ)の際に、下段パイプのメッキに傷が付く可能性があるのでアームのネジはしっかり緩めてくださいね。

上段と下段パイプのジョイント部(ナイロンブッシュのようす)
上段と下段パイプのジョイント部はナイロンブッシュで締め付ける構造でしたが、現在は以下の仕様に変更されています。
従来のナイロンブッシュ構造によるジョイント方法を変更し、金属同士での固定方法とナイロンブッシュ構造を併せ持った”Glide-Tite Grip Joint”を高さ調整部に採用。パイプとジョイント部が金属同士で固定されることで、スタンドが上段から下段パイプまで、ソリッドで安定した構造体となります。
引用:Guitar Stand 839より(TAMAドラム公式サイト)
https://www.tama.com/jp/products/detail/839.html
ナイロンブッシュから金属同士の固定に変更されたことにより、強固な固定が可能となっています。
ポイント
ギタースタンドそのものの安定性はもちろん抜群のホールド力も、TAMAギタースタンド839の大きな魅力といえます。
TAMAギタースタンド839の使用上の注意点 (専用スタンド ブラを使う)

TAMAギタースタンド839に専用スタンドブラを装着
TAMAギタースタンド839のアームに「ギター専用のスタンド ブラ」を装着しています。

TAMAギタースタンド839のゴムの被膜
ラッカー塗装に対応していないところは、TAMAギタースタンド839の注意点として挙げられます。
注意ポイント
ギターの塗装にはラッカー塗装とポリ塗装がありますが、ラッカー塗装のモデルを非対応のギタースタンドに乗せると化学変化が起こり、塗装が溶けたり変色したりすることがあります。
そのため、TAMAギタースタンド839を購入する際は、所有しているギターの塗装を確認しましょう。
ただし、TAMAギタースタンド839とギターを直接接触させなければ、ラッカー素材のギターにも使用可能です。

スタンド ブラを装着 その1

スタンド ブラを装着 その2
ラッカー素材のギターをTAMAギタースタンド839に乗せたいときは、スタンドのゴム部分を布で覆ったり、専用のスタンドブラを装着してギターを保護できますよ。
そもそも「ギタースタンド」は必要なのか?
ギターを所有している人の中には「そもそも、ギタースタンドは必要なの?」と考え、購入を悩んでいる人も多いはず。
ですが結論からいえば、ギターを持っているならギタースタンドはあったほうがいいでしょう。
ギタースタンドが必要な理由を3つピックアップして解説しますね。
ギタースタンドが「必要な理由を3つ」
- 「倒れる、壊れる」心配がない
- 「練習不足防止」になる
- 「チューニングのズレ」を防ぐ
倒れる、壊れる心配がない
ギタースタンドは、大切なギターの不調や破損のリスクを最小限に抑える役割を担っています。
壁に立てかけたギターにぶつかって倒してしまう、床に置いたギターを誤って踏んでしまうなどギターの破損につながる可能性もあります。
やはり、大切なギターの安全性を確保するためにも、ギタースタンドは必須アイテムといえます。
「練習不足防止」になる
ギタースタンドは、練習不足防止にも効果的です。
ギタースタンドにギターを立てかけておくことで、ケースから取り出す手間が省け、思い立ったタイミングですぐに練習できるからです。
ポイント
日々の練習を手軽かつ速やかにできる環境は大切ですね。
また、ギターが常に目に付く場所にあるため、自然と「ちゃんと練習しなきゃ」と気持ちも引き締まります。
「チューニングのズレ」を防ぐ
壁やアンプにギターを立てかけたままにすると、ネックが反ったりチューニングがズレやすくなります。
ですが初心者さんが自分の耳を使って正しくチューニングするのはとても大変な作業ですし、上級者でも弾く前に毎回チューニングするのは面倒だったりします。
チューニングのズレを極力抑えてくれるところも、ギタースタンドが必要な理由ですね。
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いかがでしたか?
今回は、ギタースタンドは必要なのか?という疑問から、TAMA『ギタースタンド839』の仕様や安定性について解説しました。
ポイント
TAMAギタースタンド839は、抜群の安定性でギターを守ってくれるだけでなく、練習不足などその他の点においても有能なギタースタンドといえます。
ギタースタンド選びの参考にしていただけましたら幸いです。
こんな方におすすめ
- TAMA『ギタースタンド839』の仕様は?
- TAMA『ギタースタンド839』はなぜ安定感があるの?
- ギタースタンドって本当に必要?
最後までご覧いただき、有難うございました。(Mayataka)