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『睡眠の質』を改善する重要性!【改善方法とメリットの詳細を解説】

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現代の日本人は睡眠が足りていなかったり、睡眠の質が下がっているという話題をTVやネットでよく耳にするようになりましたよね。

 

確かに、現代人は大きなストレスを抱えながら暮らしていることも多く、ネット社会となったことでデジタルの影響をかなり受けているので、不眠症もしくは不眠症予備軍の人が増えていくのは当然と言えるかもしれません。

 

しかし、割合的には少ないものの、ショートスリーパーと呼ばれる睡眠時間が短くても問題がない人も存在していて、「ショートスリーパーになろう」と推奨している書籍やサイト情報なども見かけます。

 

一定以上の睡眠時間は必要」「睡眠の時間は短くても問題ない」という、睡眠に関して相反するこの考え方は、いったいどちらが正しくて、どちらが「良い睡眠」と言えるのでしょうか?

 

この記事では、そのような「睡眠の質を改善する重要性」について解説していきたいと思います。

 

この記事を読んでわかること

  • 「質の良い睡眠」とは?
  • 質の良い睡眠で得られる「メリット」は?
  • 「日本人の睡眠時間」は他の国と比較してどうなの?

 

では早速、いってみましょう!

 

「ショートスリーパー」になろうとするのは危険

ベッドとクッション

まず結論から言うと、「ショートスリーパーになろうとする行為は危険です。

 

日本人で1日6時間未満の睡眠でも健康に影響なく日中に活発に活動できる人は、5%程度」と言われています。

 

100人中5人程度しかショートスリーパーの資質を持っていないのです。

 

ショートスリーパーの資質は、「遺伝的な要因」なので、後天的にショートスリーパーになろうと思ってもなれないのです。

 

その他大勢の人々は、6時間以上(理想的には8時間以上)の睡眠を確保しなければ健康的にも良くなく、日中の活動を活発にできません。

 

ちなみに、「ロングスリーパー」と呼ばれる1日10時間以上寝なければ日中の活動に影響が出てしまうタイプの人も5%ほどいると言われています。

 

90%の人々は、およそ8時間程度寝る(バリアブルスリーパー)ことがベストなので、「ショートスリーパーになる方法」などといった話題に興味を持ち実践してしまうのは危険なのです。

 

短期間であれば睡眠時間が短くてもそれほど支障なく生活ができる為、「ショートスリーパーになれたかも」と思ってしまうのですが、次第にイライラしたり集中力が下がってしまうといった症状が現れるようになります。

 

そういった状態に陥っているのにもかかわらず「ショートスリーパー」の生活を続けると、重度の健康被害が発生してしまう可能性も高くなってしまうのです。

 

『質の良い睡眠』の定義

眠りかけている猫

ここまでの解説で、「ショートスリーパー」や「ロングスリーパー」ではない一般的なバリアブルスリーパー」であれば、8時間程度の睡眠が必要だということがお分かりいただけたかと思います。

 

しかし、睡眠は時間も重要ですが、「睡眠の質」も同じように重要です。
「質の良い睡眠と言われても、具体的などんな睡眠が質の良い睡眠なのかわからない」という人もいるかもしれません。

 

ポイント

一般的に質の良い睡眠と言われるのは、「就寝から起床までにノンレム睡眠とレム睡眠を4回~5回ほど繰り返す睡眠」だと言われています。

 

これを質の良い睡眠の定義だとすると、夜中に目が覚めてしまったり、なかなか寝付けないといった状態は質の良い睡眠とは言えないのです。

 

質の良い睡眠がとれないと、「昨日はよく寝たな」というような満足感を得ることが難しいだけでなく、成長ホルモンの分泌にも悪い影響をもたらすので「細胞の修復」や「疲労回復」といった効果も得られなくなってしまいます。

 

ポイント

逆説的に考えれば、「質の良い睡眠を取ることができれば様々なメリットがある」ということにもなります。

 

時間や質といった「良い睡眠」はなぜ重要でどんなメリットがあるのか?

明るい寝室

良い睡眠」がなぜ重要なのかと言えば、それはやはり「心と体にとってメリットがあるから」と言えるでしょう。

 

良質な睡眠を自分に適した時間だけ取れるということは、日中に活動する我々人間のパフォーマンスを最大限に活かせるということなのです。

 

それでは、ここからは、時間や質といった「良い睡眠」のメリットについて詳しく挙げていきましょう。

 

その日の「疲労」を朝までに回復できる

日差しに向かう女性

一昔前までは、「疲れ=乳酸」だと思われていましたが、近年の研究でこの説が正しくないことが分かっています。

 

乳酸に変わり疲れの原因と言われているのが「活性酸素」です。

 

日中に活動する上で必要なエネルギーを作る為に、血液によって栄養と酸素が運ばれ、その栄養を酸素で燃やしています。

 

ポイント

「活性酸素」とは、その燃えた酸素の事を指します。

 

忙しかったりストレスを抱えたりすると、体の中で正常に行われるはずの「栄養を燃やす」という働きが落ちてしまうのです。

 

これが「疲れの原因」です。

 

この疲れを効率よく取ることができるのが、「睡眠」です。

 

ポイント

良質で自分に合った時間だけ睡眠できれば、少しくらいの疲れであれば一晩でリセットできてしまうのです。

 

「自律神経」を整えてくれる

置時計とマグカップ

「自律神経」を整えるという言葉はよく耳にしますが、「自律神経ってそもそも何?」「整えることでどんな効果があるの?」という疑問を持っている人は多いのではないでしょうか?

 

自律神経は、その名前の通り我々人間が自分でコントロールせずとも自律して体内の環境を整える神経の事です。

 

例えば、「腕を曲げよう」とか「足を動かして歩こう」といったように、自分の意志によって体を動かす神経は、「体性神経」です。

 

ポイント

自律神経」は、例えば内臓や血液を動かしている神経です。

 

我々人間は自分の意志で心臓の動きを止めることはできませんし、食べたものを消化させないようにすることもできませんよね。

 

自律神経」は、作用が相反する「交感神経」と「副交感神経」の2種類ありますが、この2つの神経が正常に働いている状態こそが「自律神経が整っている」ということなのです。

 

交感神経」が優位になりすぎていると、血圧が上がりすぎたり、過度な興奮状態となったりして、リラックスができない状態となりますし、「副交感神経」が優位になりすぎると日中であっても眠くなってしまったり集中力が低下してしまいます。

 

ポイント

要するに、この2つの神経のバランスが良い状態を作ることが健康にとって最善なのですが、その為に必要なのが、「良質な睡眠」なのです。

 

「ストレス」を軽減できる

美しい山並み

「ストレス」は毎日リセットされるものではなく、上手く解消できないと日々溜まっていってしまうものです。

 

ストレスが溜まりすぎてしまうと、鬱病や躁鬱病といった症状を発症してしまう確率も上がりますし、健康や美容にも良くありません。

 

自分の好きなことに没頭したり、大きな声を出したりすることでストレス解消する方法もありますが、副交感神経を優位にして安眠することでもストレスを解消することができます。

 

しかし、良質な睡眠を取る為の「環境作り」ができていないと、前記した自律神経のバランスが崩れた状態で睡眠しなければいけない為、睡眠によってストレスを軽減することができないのです。

 

また、部屋の電気を消して早い時間に入眠しようとしたとしても、「ストレスの元になる問題」について考えてしまい眠りに付けなかったり、イライラして睡眠の質を下げてしまうといったこともあります。

 

ポイント

ストレスを軽減させるためにも、入眠時に考え事をしないように心掛けることが重要です。

 

良質な睡眠を取ることができれば、朝起きた時に心が軽くなっているはずです。

 

記憶の「定着度」を上げてくれる

ノートの写真

「良質な睡眠」は、学習関連においても良い影響を与えてくれます。

 

まだまだ「レム睡眠」や「ノンレム睡眠」についてのすべてが解明されたわけではありませんが、学習した内容がレム睡眠時に再活動し、記憶として定着させるといったことが筑波大学の研究によってわかっています。

 

大人の脳で再生するごくわずかな神経細胞(新生ニューロン)が、レム睡眠中に脳で起こる、記憶の定着に重要な働きをすることを発見しました。

引用:東京大学 国際高等研究所 ニューロインテリジェンス国際研究機構【共同発表】睡眠中の脳の再生能力が記憶を定着させる(発表主体:筑波大学)より

 

例えば、夜寝る前の数時間で新たな英単語や漢字を学習し、良質な睡眠をしてから、朝起きてその学習内容を復習すると、驚くほど記憶に定着しているのです。

 

これは、実際の受験生などが実行している「睡眠が記憶の定着度にとって非常に重要であること」を裏付けている事例です。

 

もしも記憶系の勉強を朝行って夕方復習するというようなスタイルの人は、「夜勉強して寝てから朝復習する」という流れに変えたほうが良いでしょう。

 

「肌の調子」を整えてくれる

美しい花

「もしも美しい肌でいたいのなら、よく眠りなさい」

 

女性の間で常識となっている「睡眠=美肌」という事実は、本当なのでしょうか?

 

中には化粧水や乳液、コラーゲンを含んだパックなどのスキンケア用品でも十分だと思う女性もいますし、忙しい毎日を過ごしているのでなかなか十分な睡眠時間が取れないという女性もいるでしょう。

 

しかし、結論から言えば、睡眠が肌にとってポジティブな影響を与えることは間違いありません、

 

・お肌のゴールデンタイムであるPM22時~AM2時くらいに安眠できていないと皮膚細胞の再生がしっかりできない

・寝る時間がバラバラであったり、睡眠時間が少ないと成長ホルモンの分泌量が減ってしまう

 

成長ホルモン」というと、子供の成長を促すホルモンというイメージがありますが、実際には「古くなった細胞を再生させる働きを持っている」のです。

 

古くなった細胞が再生できないと、ニキビの原因ともなったり、目の下のクマやシミやくすみの原因ともなってしまうのです。

 

忙しい毎日を過ごしていても、寝室の環境を整えたり自分に合った睡眠時間を確保する暮らしをしていけば、確実に何もしないよりも美肌を保つことができるのです。

 

「睡眠の取りすぎ」は体へ悪影響を与える

ベッドと観葉植物

睡眠が人間の健康や美容にポジティブな影響をもたらすことはお分かりいただけたかと思いますが、「寝すぎ」は残念ながら逆効果となります。

 

「よーし、明日は久しぶりに何も予定がないから、たくさん寝るぞー」というように、「寝だめ」してしまう人が結構いたりします。

 

実際にいつもより多く寝てしまい、起きた時にだるさがあったり頭痛が起こってしまったという経験のある人は多いかと思います。

 

精神的に「よく寝たな」と充実感を感じたとしても、体には異変が起こるのです。

 

それでは、いったいなぜ「寝だめ」が体に悪影響を与えてしまうのかを挙げていきましょう。

 

時差ボケと同じような「ソーシャル・ジェットラグ」が発生する

昼寝する像

ソーシャル・ジェットラグ」という言葉自体はまだまだ知られていない言葉ではありますが、いわゆる「時差ボケ」と同じような状態になるということです。

 

海外旅行に行ったことがある人は経験したことがあるかと思いますが、時差の大きい国に飛行機で移動をすると、「時差ボケ」となってしまいますよね。

 

「時差ボケ」になると、「睡眠障害」や「頭痛」「めまい」「疲労感」「食欲低下」「思考力の低下」「胃腸不良」「肥満」といった症状を引き起こしてしまいます。

 

場合によっては、鬱病やがんのリスク上昇といったものにも繋がってしまうと言われています。

 

注意ポイント

寝だめ」をしてしまうと、確実に体内時計が狂ってしまい、時差ボケのような症状となってしまうのです。

 

土日に「寝だめ」をする習慣を作ってしまうと、週の中ごろから終わりころまで(水曜日か木曜日まで)疲労などを引きずってしまうこともあるので、自分に合った睡眠時間を取るようにする」ことが非常に重要なのです。

 

重要なのは睡眠の「質」であり「時間」だけを意識していてはいけない

原っぱに1つのベンチ

睡眠という行為を考える時、われわれ人間はまず「睡眠時間」を意識してしまいます。

 

「昨日は7時間くらい寝たから大丈夫」「最近は平均5時間くらいしか寝ていないから寝不足かも」というように、睡眠時間を軸に考えてしまいます。

 

注意ポイント

「睡眠時間」はあくまでも一つの判断材料に過ぎず、特に重要なのは「睡眠の質」なのです。

 

「睡眠の質」が良ければ、寝つきが良くなり、深い睡眠ができ、朝スッキリと目覚めることができます。

 

例え8時間以上布団の中で寝ている状態であろうとも、睡眠環境が悪く夜中に2度3度起きてしまっていては脳や体の疲れは取れません。

 

もしも8時間以上布団に入る時間が取れず6時間しか寝られないとしても、しっかりと質の高い睡眠が取れれば心身ともにある程度回復させることができるでしょう。

 

「睡眠負債」を溜めないようにするのも重要

頭痛に苦しむ女性

近年よく耳にする機会が増えたのが「睡眠負債」という言葉です。

 

「睡眠負債」とは、毎日少しずつ足りていない睡眠不足が積み重なり体へ影響を及ぼしてしまう「睡眠の借金」の事です。

 

日本国民の約2割、30代~40代の人の3人に1人は睡眠負債をためていると言われているほど、日本人にとって身近な問題なのです。

 

しかし、そんなにも身近な問題であるにもかかわらず、実際に自分の睡眠時間を詳しく覚えていたり、日記やスマホにメモをしてどれくらい睡眠時間が足りないのかを把握している人はほとんどいないのも事実です。

 

なんとなく、「最近睡眠不足が続いているな―」とか「ちょっと寝すぎているかな?」という感覚はあるものの、なかなか睡眠時間をすっかりと管理することはないのです。

 

「睡眠負債」がたまってしまうとどうなるのか?

 

毎日1時間程度の睡眠負債が数週間たまるだけでも、「自律神経の乱れ」を生じさせてしまいます。

 

自律神経」が乱れることで、高血圧や不整脈の原因になることも考えられます。

 

また、毎日1時間の睡眠負債が数ヶ月続くと、ホルモンバランスが乱れてしまいます。

 

「ホルモンバランス」が乱れることで、肥満や糖尿病、脂質異常などを引き起こす可能性が高まります。

 

そして、こういった「睡眠負債の生活」を数年、数十年と続けていくと、神経系の異常を引き起こし、鬱病や躁鬱病、アルツハイマー病などを引き起こしてしまう可能性も高まってしまうのです。

 

毎日1時間だけ睡眠時間が足りないだけでもこういった様々なリスクが生じるので、「毎日5時間程度しか寝ていない」という生活を続けている人はかなりリスキーな生活を送っていると判断できるでしょう。

 

自分にとって「最適な睡眠時間」を知る

考えている女性

睡眠負債が体に良くないことが分かったとしても、「自分にとって最適な睡眠時間がわからない」という人も多いでしょう。

 

一般的には、1日8時間程度の睡眠が理想的な時間だと言われていますが、実は人によって理想の睡眠時間は違います。

 

更に、同じ人であっても、年齢を重ねていく上で必要な睡眠時間も変化していくので、定期的に調べる必要があります。

 

調べる方法としては、目覚ましを掛けずに朝自然に目覚めるという生活を1週間ほど行います。

 

社会人ですとなかなか「目覚ましを掛けずに自然と目覚めること」は難しいかと思いますが、ゴールデンウィークやお正月休みといった長期の休暇の際に調べてみるのも良いでしょう。

 

こうして1週間毎日睡眠時間がどれくらいなのかを計り、平均値を導き出します。

 

ポイント

その平均値こそが「今の自分の理想の睡眠時間」なのです。

 

ここまで時間を掛けて調査しなくても、3日ほどのデータや寝て起きた時の感覚などでも、何となく自分にとってどれくらいの睡眠時間が妥当なのかがわかったりもしますので、まずは知る為に調査をしてみることが重要です。

 

日本人の「睡眠時間」は他の国と比べて多い?少ない?

 

日本人は世界でも「働き者」の民族です。

 

経済は悪化していますが、それでも裕福な国であることは間違いありません。

 

働き者で裕福であるからこそ、仕事に使う時間も多く、プライベートでの誘惑(ゲームやスマホアプリ、娯楽施設など)が多く、結果的に「睡眠」がないがしろにされがちなのです。

 

日本人の「平均睡眠時間」と他国の「平均睡眠時間」の違い

昼寝する少女

日本人の「平均睡眠時間」は男性で6時間30分、女性で平均6時間40分と、世界の「平均睡眠時間」の男性で7時間7分、女性で7時間26分よりも40分前後短いという結果が出ています。

参考文献:「睡眠時間が最も長い都道府県は神奈川県 通勤・通学時間の長さが影響?」より

 

この結果から、日本人の睡眠時間は世界で一番短いとされているのです。

 

日本人男性と女性の平均睡眠時間は6時間30程度ということですが、これは欧米先進諸国のイギリス、フランス、アメリカなどと比べれば1時間30分も短いのです。

 

2014年に29カ国を対象に調査した睡眠時間と見比べてみると、韓国も日本に次いで国民の平均睡眠時間が約7時間41分程度と少ない結果となっています。

参考文献:「日本睡眠科学研究所「現在人と睡眠・現代人の睡眠状況」より

 

複数の時計

昼寝をすることが多い中国では「平均睡眠時間」は約9時間、暗くなると早く寝る生活を送るインドでは約8時間48分アメリカでは平均8時間36分と、他国では8時間以上も睡眠時間に当てているのに対して、日本では8時間以上も睡眠に時間を充てている人はかなり少ないのが現状です。

 

また、日本でも地域によって睡眠時間に違いがあり、1日の睡眠時間が長い県が東北の秋田県で約8時間、1番睡眠時間が短いのが7時間31分の神奈川県となり、実に30分以上も寝る時間に違いがあります。

 

このことから、「通勤時間」が短い場所に住む有職者は睡眠時間に時間を長く当てられますが、通勤時間が長い場所に住む都市部の有職者の平均睡眠時間は短くなることが分かります。

このような、「通勤時間が長くなる人」は休日にまとめて寝だめしている人が多いという結果も出ています。

また、通勤時間の違いはその家族にも影響を与えることが多く、妻の睡眠時間も同じようになる傾向が多いのです。

さらに、学校が近い場所に住む学生の睡眠時間は長く、学校が遠い場所に住む学生の睡眠時間は短くなる傾向が見られます。

 

バルコニーとマグカップ

平均睡眠時間が短い日本人に対して、世界で一番平均睡眠時間が長い国が北欧のフィンランドです。

参考文献:睡眠時間最長のフィンランドと最短の日本 フィンランド大使館「定時で帰る人がほとんど」より

 

この国では男性の平均睡眠時間が7時間24分、女性では7時間45分となっています。

 

このフィンランドの平均睡眠時間が長い理由には、会社から帰る時間が4時か5時と定時で仕事を切り上げ、家に帰る人が多いためと言われています。

 

家に早く帰れればそれだけ早くに寝れる体勢を整えることができますので、国民の睡眠時間を長くできることに繋がっているのです。

 

また、冬になると明るい時間が短くなることで寝る時間が長くなることも、国民の平均睡眠時間を長くしている要因となっているのです。

 

なぜ日本人はこんなにも眠らない民族なのか?

置時計の写真

なぜ日本人はこんなにも眠らない民族なのかというと、インターネットが一般家庭に普及し始めて、パソコンやタブレットを使って夜遅くまで動画や映画、SNSを楽しむ人が急増していることが挙げられます。

 

また、月額の料金が安くなったことからスマホを持つ学生や若者、主婦、高齢者が増えたことで生活の夜型化が進んでいることも睡眠時間が短くなっている要因です。

 

このIT機器の画面からは脳を刺激する「ブルーライト」という光が発せられており、この光を長時間見ることで脳が休まらず、なかなか寝付けないという覚醒度が高まることですぐに寝付けないから「睡眠時間」が短くなってしまうのです。

 

また、日本では24時間営業の店が増えていることで夜型化が進み、夜遊びをする人が増えていることも就寝時間が短くなっていることに繋がっています。

 

暮らしが便利になればなるほど日本人の寝る時間は遅くなる傾向にあり、2000年に入ると多くの国民が眠りにつく時間が深夜の1時となる結果に。

 

そして、日本人の睡眠が短いことの原因となっている最大の理由には、睡眠に対する国民の意識の低さによるものが挙げられます。

 

睡眠」がいかに人間の脳の細胞や身体に大きな影響を与えているかという教育が日本ではなされていないこともあり、大人が子供に対して睡眠の重要性を教えないことで子供が睡眠の大切さに気づかずに成長してしまいます。

 

このことで睡眠を取ることが毎日の生活の上で重要なものと考える人が少なく、大人になっても睡眠時間に時間をかけられない人が多いわけです。

 

ポイント

海外では、子供の頃から一般的に「睡眠教育」を授業の一環として取り入れている学校が多いため、必ずといっていいほど学校で睡眠の重要性を習います。

 

しかし、日本では幼稚園から大学までで行われている講習を見ても、ほとんどの学校でこの睡眠教育は行われておらず、海外よりも睡眠に対しての認識が遅れてしまっているのです。

 

クッションとベッド

さらに、この睡眠の重要性を知らない日本人は睡眠前のあり方や、より寝心地がいい枕やマットに拘ることもなく、寝れればいいという安易な考え方をすることでなかなか寝付けず、浅い眠りになってしまうことが長時間寝れないことに繋がり、睡眠時間が他国の国民と比べると短くなるのです。

 

また、日本人は仕事をすることが美徳との考えを持つ国民であるため、長時間働くことは当たり前と考えるところが、よけいに寝る時間を削り、働いてしまうので睡眠時間が短くなるという結果になってしまうわけです。

 

会議の様子

労働時間」の調査では日本人の労働時間が先進国のアメリカやフランスに比べて実に3倍も多く、残業時間を増やしてでも仕事をする人も増えてしまい、家に帰っても寝る時間が短くなってしまうのです。

 

これが、日本人の睡眠時間をより短くする要因となっています。

 

その点、海外では仕事が終わらずに残業となっても切り上げて家に帰らせますし、休日出勤などはせず、社員をしっかり休ませる企業が多いため、国民は平均睡眠時間をしっかり確保できるわけです。

 

睡眠時間が長ければ長い国の人はより深く、長時間しっかり眠ることができる枕やマットを選ぶ人も多いため、深い眠りができ、結果、長時間寝れるようになるから平均睡眠時間が長くなります。

 

特に、子供の頃から「睡眠教育」を徹底して行うフィンランドでは、国民1人1人が睡眠に対して認識し、学習していることで長く寝れるよう工夫していることから、睡眠時間が長いのです。

 

「睡眠の質」を改善できれば人生はもっと豊かになり「幸福度」も上がる

朝日の写真

睡眠の質を上げることで、前記した通り様々なメリットを得ることができます。

 

そういったメリットを長期間継続して得ることができるということは、すなわち「人生の幸福度が上がる」ということなのです。

 

ストレス社会である現代では、疲れやストレスなく暮らしていくことが非常に難しい状況にあります。

 

「睡眠の質」が良くない状況であれば、更に疲れやストレスは増えるはずです。

 

「とりあえず1日6時間くらい寝ておけば大丈夫でしょ?」と睡眠を軽視して暮らしている人がとても多いように思えますが、人生の4分の1以上の時間を使う「睡眠」を大切にできなければ、暮らしの幸福度を高めることは難しいのです。

 

「心も体も」健康でいることのメリット

朝日を見る女性

質の高い睡眠」を心掛け、常にベストな体調や精神様態をキープできていると、人生が驚くほど好転していきます。

 

メリット

・「集中力」が上がるので勉強や仕事でより高いレベルに行ける

・「」がきれいになったりスタイルを良くすることができる

・「自律神経」が常に整っているので不安やイライラを感じにくい

・「疲れにくい」のでエネルギッシュに様々なことにチャレンジできる

・「ストレス」が減り笑顔が増えることで周りの雰囲気を良くすることができる

 

このように、同じ睡眠でも「質の良い睡眠」を行うだけで、人生を好転できる可能性が高まるのです。

 

幸福感とはすなわち「自分や他人をコントロールできる」ということ

海岸と朝日

人間が大きな「幸福感」を感じるのは、「自分や他人を思いのままコントロールできている時」です。

 

ゲームをするのにコントローラーが壊れていたら思うようにキャラクターなどを動かせず楽しむはずがイライラしてしまいますよね。

 

それと同じように、「コントロールできている」という感覚が「幸福度」と深く関連しているのです。

 

自分や他人をうまくコントロールするためには、心理的なテクニックも必要ですし、分析力や逆算力、性格などの人間力が必要です。

 

しかし、何よりも重要なのは、「常にベストパフォーマンスで動ける状態を作る」ということです。

 

ポイント

ベストパフォーマンス」が出せる状態であれば、多少イレギュラーが発生してもうまくコントロールして解決に導くことができるからです。

 

逆に言えば、どれだけ実力がある人であっても、ベストパフォーマンスにほど遠い状態が長期的に続くようならば、イレギュラーなどに対応できず「コントロールできない状態」が多くなってしまうでしょう。

 

注意ポイント

コントロールできなければ、イライラが募り、睡眠の質にこだわらず適当に寝ていては疲れやストレスを回復できず更にパフォーマンスが落ちてしまうという「負のループ」に陥ってしまうのです。

 

睡眠の質」を上げることができれば、それだけで「自分や他人をコントロールできる可能性」が上がるのです。

 

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『睡眠の質』を改善する重要性!【改善方法とメリットの詳細を解説】:まとめ

 

今回は、「睡眠の質」を改善する重要性ついて解説してきました。

 

睡眠の質を上げることで、以下のようなメリットを得ることができます。

 

・その日の「疲労」を朝までに回復できる

・「自律神経」を整えてくれる

・「ストレス」を軽減できる

・「記憶の定着度」を上げてくれる

・「」の調子を整えてくれる

 

ポイント

睡眠負債を溜めないようにする」ということを忘れないことも重要です。

 

人生を「幸福」に生きていくためにも、睡眠時間をしっかりと取ることと、睡眠に質にこだわるといったことが非常に重要なのです。

 

ぜひ今日の夜からでも、睡眠の時間と質にこだわってみてはいかがでしょうか?

 

この記事を読んでわかること

  • 「質の良い睡眠」とは?
  • 質の良い睡眠で得られる「メリット」は?
  • 「日本人の睡眠時間」は他の国と比較してどうなの?

 

最後までご覧いただき、有難うございました。(Mayataka)

 

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